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よくあるご質問

矯正治療について

Q.

矯正治療に痛みはありますか?

A.

痛みには大きく分けて2種類あります。
1つ目は装置による異物感による痛み。2つ目は矯正治療により歯に力がかかって起こる痛み。
前者は装着した装置により口内炎ができることがあります。慣れと共に徐々に出来にくくなっていきますので、しばらく様子を見てみてください。治療のために必要なものしか付けませんのでなるべく前向きに受け入れて頂けたらと思います。
後者に関しては、歯には1本1本神経が通っているため、矯正治療により歯に力がかかると刺激となり、じんわりとした痛みを感じる可能性があります。一時的なものなのでしばらくすると治まります。
症状の有無は個人差もありますし、治療内容にもよりますので、心配なことがありましたらご相談ください。

Q.

矯正中に違和感が出ることはありますか?

A.

矯正治療では歯に装置を付けます。付けた当初は違和感があり、食事、発音がしにくいことがあります。ほとんどの場合、1週間程度で矯正装置に慣れていき、違和感もなくなります。

Q.

矯正治療はいつから始めるべきですか?

A.

基本的には年齢関係なく、気になった時点でお気軽にご相談にお越しください。

Q.

子どもの矯正治療は何歳に始めれば良いですか?

A.

お子様の場合は基本的には保護者様が気になったタイミングでお越しいただいて構いません。生え変わりのスピードにはかなり個人差がでるので、年齢というよりはお口の中の状況を基準にしています。目安として6歳臼歯が生えて、大人の前歯が上下とも4本揃う頃に一度来院される事をお勧めしています。
小学校低学年の場合は、お子様によっては歯医者さん自体を怖がる子もいると思います。当院では年齢や口の中以外の判断基準としては、「診察チェアに一人ですわれること」「なるべく保護者様を介さず、お子様と直接意志疎通がとれること」も治療可能かの判断基準としています。

Q.

子どもの矯正治療はⅡ期治療も必要なんでしょうか?Ⅰ期だけで終われないですか?

A.

基本的にはⅠ期治療とⅡ期治療はセットです。
ただ時々、Ⅰ期治療中に自然と大人の歯が違和感のない位置に生えてくるという幸運な方もおられます。その場合、見た目が気にならずかみ合わせに問題がなければⅠ期治療のみで保定に入ることもあります。
受け口や出っ歯など、原因が骨格にある場合は、ほぼ確実にⅡ期治療が必須になるとお考えください。

Q.

妊娠中でも矯正治療は受けられますか?

A.

妊娠期間中はレントゲン撮影を控えておりますが、矯正治療は可能です。但し、出産前後は通院が困難になり、つわり等により顎間ゴムやマウスピースの使用が困難になることがあるため、治療期間が多少延長する可能性があります。

Q.

矯正治療を行う際、歯を抜く必要はありますか?

A.

当院ではできる限り歯を抜かない治療を考えて治療方針を決めておりますが、歯を抜くことで歯並びや口元・噛み合わせをより効果的に改善でき、良好な治療結果が得られる場合や、治療後の安定性・歯と歯周組織の位置関係によっては抜歯を選択することもあります。抜歯は通常の場合、小臼歯あるいは状態の悪い歯が対象になります。

Q.

治療期間はどれくらいかかりますか。

A.

ワイヤー矯正の場合、およそ2.5年―3年です。ワイヤー矯正が終了したら、作った歯列とかみ合わせを安定させるため、保定装置を使用します。こちらは最低2年の使用を推奨しています。

Q.

治療が始まったらどのくらいの頻度での通院が必要ですか。

A.

ワイヤー矯正の場合は、およそ3-5週間に一度のペースで通院頂いています。保定期間に入ったら、およそ3-6か月の通院に変わります。

Q.

矯正治療後、後戻りが心配です。後戻りになる事はありますか?

A.

矯正装置を外した後、後戻りは必ず起こります。それを防ぐのが「保定」という処置です。リテーナーと呼ばれる装置を使い、時間をかけて、矯正後の正しい歯並びに固定します。
矯正装置が外れた時点で、治療が終わったイメージがあると思いますが、むしろここからが保定のスタートだと思っていただきたいです。患者様ご自身で着脱可能なリテーナーもございますが、決められた期間、必要な時間装着していただかないと、後戻りは簡単に起きてしまいます。完成した歯並びを最大限長持ちさせるための大切な期間ですので、ご理解の程お願い致します。

Q.

一回の治療時間はどれくらいかかりますか。

A.

早くて10分前後から最大1時間ほどです。初めて装置をつけた日などは、治療時間の後に装置の使い方や歯ブラシの仕方など説明があるため、お時間をいただいていますが、1時間以内に収まるよう対応しています。基本的には20-30分ほどです。

Q.

検査はどんなことをするのですか?

A.

歯型模型の採取、レントゲン撮影(セファロ、パノラマの2種)、顔貌・口腔内の写真撮影を行います。これらを確認後、必要と判断した場合はCT撮影を行います。
かかる時間はおよそ30分-1時間前後、基本的には1回のアポイントですべて行います。

Q.

治療ができない症例はありますか。

A.

検査結果によってはできないことがあります。歯周病の進行により歯を支える歯槽骨が溶けている場合、歯の根っこが極端に短い場合などです。また、お伝えした治療期間に定期的な通院が叶わない可能性がある場合などは、矯正治療が困難と判断しています。

Q.

虫歯や歯周病があっても、矯正治療はできますか。

A.

基本的には治療終了してから矯正治療はスタートします。しかし、虫歯の位置や歯周病の状態によっては矯正治療が可能なこともありますので、まずは一度ご相談ください。矯正治療開始前に治しておいてほしいところ、治療中でも対応可能なところなどをこちらからお伝え致します。

Q.

治療中、虫歯や歯肉炎は大丈夫ですか?

A.

固定式の装置を着けた患者様には、その状態での歯ブラシ指導を行います。外せる装置を着けた患者様には、装置のお手入れ方法をお伝えしています。来院後、スムーズに矯正治療に入るため、患者様には来院前に歯ブラシを終えてからお越しいただけると助かります。また、そうすることで磨き残しが確認でき、苦手な部分をお伝えすることもできます。

Q.

矯正治療中、楽器の演奏はできますか?

A.

基本的には可能です。ただ、感覚的なものもあるため、「慣れるまでは吹きにくかった」や、「音の出方が変わったな」ど、患者様からお話いただくこともあります。

Q.

矯正治療中、運動はできますか?

A.

可能です。部活をしている患者様もいれば、学生の場合体育の授業も普段通り受けることが可能です。ただし、ボールが当たったり、顔をぶつけたりした場合、装置で粘膜が傷ついたり、衝撃で装置が外れることが考えられます。

受け口の治療について

Q.

受け口とはどういう状態のことですか?

A.

受け口とは、本来上の歯が下の歯より前で噛むべき状態であるのに対して、下の歯の方が前で噛んでいる状況を指します。反対咬合(はんたいこうごう)、下顎前突症(かがくぜんとつしょう)などとも呼ばれます。受け口は、成長とともに治療が困難になる場合が多く見られます。
また、悪い噛み合わせのままで食べ物を噛みつづけることで自分の歯を傷つけてしまい、歯肉が下がり(歯肉退縮/しにくたいしゅく)歯がぐらぐらになってしまったり、時には歯が欠けてしまうこともあります。これを咬合性外傷(こうごうせいがいしょう)といいますが、このような状態にならないようにするには、早期の対応が重要です。

Q.

どんな理由で相談に来る人が多いですか?

A.

受け口の治療にいらっしゃる患者様では、「噛み合わせが合わず、違和感がある」「顎のしゃくれが気になる」「滑舌が気になる」「子どもに遺伝しないか心配」などのお悩みが多いです。一人ひとりお悩みは異なると思いますので、気になることがある際は、お気軽にご相談ください。

Q.

受け口になる原因はどんなものがありますか?

A.

主な原因は「遺伝」「最初に生えてきた前歯の影響」「舌が短い」「上顎の成長が不十分」「口呼吸をしている」の5つが挙げられます。噛み合わせが良くない状態で放置していると歯や歯ぐきを傷つけてしまい、口腔内が健康な状態で過ごせなくなってしまいますので、早めの治療を推奨しております。

Q.

子どもの受け口の治療ではどんなことをするのですか?

A.

お子さまの場合、取り外し式または固定式の装置を使い、上の前歯を前に押し出して反対咬合を改善します。骨格的な成長のアンバランスがある場合は、下顎の成長を抑える装着や上顎の前方成長を誘導する装置を使用し、上下顎の成長バランスを整えながら噛み合わせを改善していきます。
また、ムーシールドという装置を使用することもあります。ムーシールドという専用マウスピースを就寝時につけることで、舌や口腔周囲筋の状態を整え、反対咬合を改善します。3歳から可能で、特に乳歯列期に治療を行うと、正常な顎骨の成長発育を促すことができるため、正しい永久歯の成長も期待できます。噛み合わせが逆のまま成長すると、下顎の骨が過成長しやすい状態が続き、結果取り返しのつかないほど大きくなってしまう事もあるため、本人の負担軽減のためにも噛み合わせは早急に治しましょう。

Q.

大人の受け口の治療ではどんなことをするのですか?

A.

基本的にはワイヤーを用い、上顎歯列を前に出して下顎歯列を後ろに下げる治療になり、抜歯が必要な場合もあります。矯正治療だけでは改善が難しい場合や骨格的なアンバランスの改善(下顎をさげたい)をご希望の場合は、外科矯正治療(顎の外科手術を併用した矯正治療)の適応となります。