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中高生の矯正

こんなお悩みありませんか?

  • 歯の間のスペースをなくしたい。
  • 前歯だけを矯正したい。
  • 食事の際の不快感を解消したい。
  • 歯の噛み合わせを改善したい。
  • 抜歯せずに治療を行いたい。
  • 痛みの少ない治療法を希望したい。

「中高生への矯正」に対する当院の想い

思春期の真っただ中にある中学生や高校生は、いろいろなことに敏感です。とりわけ自身の容姿への関心が高まる時期でもあるため、目立ちやすい矯正装置をつけることに強い抵抗を感じるかもしれません。けれども、中高生は自分のことだけに集中できて、なおかつ周りの家族や大人が全力で協力してくれる最後の時期であるのも事実です。それは矯正という大変な治療を乗り越える絶好のタイミングでもあるのです。小学生の頃と比べると、矯正に対するモチベーションも高く、歯も動かしやすいことでしょう。成人してからは、仕事や家族のことを優先して考える場面も増えてくるため、それによって矯正を諦める人も少なくないのです。大人になった時に「矯正をしておけば良かった」と後悔しないためにも、まずはカウンセリングを受けてみませんか?中学生や高校生で矯正治療を受けることの素晴らしさを直接、お伝えします。不安や疑問に感じることがあれば、何でもお尋ねください。

この時期に矯正治療をはじめるメリット

中高生の時期に矯正を受けると次のようなメリットが得られます。

  • 大人より組織が柔らかい
    ため、治療期間を短く
    抑えることができる

    中高生の場合、成長期にあるため、歯や顎の成長に合わせて治療を行うことができます。このため、将来の歯や顎の問題を予防するために、適切な治療が行われることが期待されます。成長期に治療を行うことで、将来的な手術や複雑な治療を避けることができる可能性があります。

  • きれいな歯並びが早い時期に
    手に入る

    歯並びのコンプレックスは、精神面にも大きな影響を与えます。その期間が長ければ長いほど、物事に消極的な性格になってしまう人も少なくありません。例えばそれを中学生や高校生のうちに解消できたらどうですか?大学生や社会人になる時には、きれいな歯並びで新生活を迎えることができるのです。これは中高生の皆さんが考えている以上に大きなメリットとなります。

  • 仕事の妨げとなるような
    事態を避けられる

    社会人になってからは、会社を中心に生活が回っていきます。職種によっては、矯正装置をつけていること自体で不利益を被ることもあるでしょう。仕事が忙しくて、定期的な通院が困難となる場合もあります。矯正装置が壊れたり、歯や歯ぐきに異常があらわれたりしても、すぐに歯科を受診できない状況も想定しなければなりません。中高生の時期に治療を始めれば、そうしたさまざまな制限の中で治療を進めていく必要がなくなりますし、仕事の妨げとなるような事態も避けられるでしょう。

中高生の時期の矯正治療の特徴

  • 中学生や高校生になると、身体だけでなく顎の成長も進み、永久歯がほとんど生え揃ってきます。この時期は、顎の成長を利用して矯正治療を行うのに適しています。この年齢層では顔の骨格がまだ成長しているため、効果的かつ効率的に歯並びを改善することが可能です。

  • 中学生の時期の矯正治療

    中学生の場合、永久歯がほぼ全て生え変わっている時期にあたり、矯正治療を始めることで、成長期の恩恵を受けて治療期間を短縮することが期待できます。また、この時期に矯正治療を行うことで、歯並びだけでなく、正しい噛み合わせを確立し、将来の顎の健康を守ることもできます。

  • 高校生の時期の矯正治療

    高校生の矯正治療では、成長が落ち着き始めるこの時期に治療を行うことで、最終的な歯並びや顎の形状を決定します。この年齢層では、社会性も高まり、見た目に対する意識も高くなるため、自信を持って笑顔を見せられるように、歯並びの問題を解決することが重視されます。また、高校生になると、成人に近い顎の構造をしているため、治療の計画や期間が具体的かつ明確になります。

  • 中学生や高校生の時期の矯正治療で大切なこと

    矯正治療は、見た目の改善だけでなく、歯と顎の機能的な問題を解決することにも焦点を当てています。正しい歯並びと噛み合わせは、日常生活での快適さ、口腔衛生の向上、そして全体的な健康に寄与します。そのため、中学生や高校生の時期に矯正治療を検討することは、単に美しい笑顔を手に入れることだけでなく、一生涯の健康への投資とも言えます。

中高生の方々が安心して治療を受けていただくために

矯正治療には、「どんな装置を使用するか」「抜歯を行うかどうか」など、さまざまな選択肢が用意されています。それは中学生や高校生の矯正治療も同じです。お子さんによっては目立ちにくいマウスピースが良かったり、抜歯は絶対に避けたかったりするものです。部活動では管楽器の演奏や接触の激しいスポーツをする場合もあるかと思いますが、それでも矯正治療は十分可能です。部活動ができなくなるからと始めから諦めずに、まずはお気軽にご相談ください。当院ではそうしたお子さんや親御さんのご要望を伺った上で、適切な治療法を提案させていただきます。こちらから特定の矯正法や抜歯を強いることもありませんのでご安心ください。また、当院では、お子さんの精神面の成長段階にも配慮した矯正治療に取り組んでおります。お子さんとのコミュニケーションを大切にし、部活動や習い事の状況なども踏まえながら、無理のない方法で矯正治療を進めてまいります。何か少しでも不安なことがあれば、いつでもお気軽にお声かけください。全力でサポートいたします。

中高生で矯正治療を受けるべき症状、避けるべき症状

中高生で矯正治療を受けるべき症状には、叢生、犬歯の低位唇側転位、空隙歯列、軽度の骨格性上顎前突や開咬、過蓋咬合、軽度の交叉咬合が含まれます。これらの症状は成長期の特性を活かして効率的に治療できます。一方で、矯正治療を避けるべき症状としては、下顎前突、開咬、交叉咬合が挙げられます。これらは成長が完了してからの治療が適している場合が多いです。

矯正歯科治療に伴う一般的なリスクや副作用について

  • 矯正歯科装置を付けた後しばらくは違和感、不快感、痛みなどが生じることがありますが、一般的には数日間~1、2 週間で慣れてきます。
  • 歯の動き方には個人差があり、予想された治療期間が延長する可能性があります。
  • 矯正歯科装置の使用状況、顎間ゴムの使用状況、定期的な通院など、矯正歯科治療には患者さんの協力が必要であり、それらが治療結果や治療期間に影響します。
  • 治療中は矯正歯科装置が歯の表面に付いているため食物が溜りやすく、また歯が磨きにくくなるため、むし歯や歯周病が生じるリスクが高まります。したがってハミガキを適切に行い、お口の中を常に清潔に保ち、さらに、かかりつけ歯科医に定期的に受診することが大切です。また、歯が動くと隠れていたむし歯があることが判明することもあります。
  • 歯を動かすことにより歯根が吸収して短くなることや歯肉がやせて下がることがあります。
  • ごくまれに歯が骨と癒着していて歯が動かないことがあります。
  • ごくまれに歯を動かすことで神経が障害を受けて壊死することがあります。
  • 矯正歯科装置などにより金属等のアレルギー症状が出ることがあります。
  • 治療中に顎関節の痛み、音が鳴る、口が開けにくいなどの症状が生じることがあります。
  • 治療の経過によっては当初予定していた治療計画を変更する可能性があります。
  • 歯の形の修正や咬み合わせの微調整を行う可能性があります。
  • 矯正歯科装置を誤飲する可能性があります。
  • 矯正歯科装置を外す際にエナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、かぶせ物(補綴物)の一部が破損する可能性があります。
  • 動的治療が終了し装置が外れた後に現在の咬み合わせに合った状態のかぶせ物(補綴物)やむし歯の治療(修復物)などをやりなおす必要性が生じる可能性があります。
  • 動的治療が終了し装置が外れた後に保定装置を指示通り使用しないと、歯並びや、咬み合せの「後戻り」が生じる可能性があります。
  • あごの成長発育により咬み合せや歯並びが変化する可能性があります。
  • 治療後に親知らずの影響で歯並びや咬み合せに変化が生じる可能性があります。また、加齢や歯周病などにより歯並びや咬み合せが変化することがあります。
  • 矯正歯科治療は一度始めると元の状態に戻すことは難しくなります。