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鏡をみて「この歯並びは歯列矯正が必要？」と悩んだ経験はありませんか？歯が大きくズレていれば判断しやすいと思いますが、ズレが小さかったり、強くすすめられたりしたことで悩み始めたという方もいます。

歯列矯正に限らず、治療はすべて最終的な判断は患者様にゆだねられています。ただ、ある程度の判断基準は存在しますので、今回はその内容を分かりやすくご紹介します。

本当に歯科矯正が必要？判断するポイント

「治療が必要なレベルかどうかが分からない」という方のために、判断するポイントをご紹介します。1つでも当てはまる方は歯科矯正で改善できる場合がありますので、一度歯科医院へご相談ください。

コンプレックスを感じているか

「人前で歯を見せて笑いたくない」「口元が周囲にどう見られているかが気になる」という方は、歯並びがコンプレックスになっている可能性が高めです。

口元のことを考える時間が自然と多くなってしまうため、精神的なストレスをかかえやすく、人付き合いが減ってしまうケースも少なくありません。

歯科矯正で歯並びを治せば、きっと気持ちが前向きになり、大きな自信につながるでしょう。横顔をきれいに見せたいという方も、ぜひ一度ご相談ください。

かみ合わせによって生活に支障がでているか

歯が正しい位置になければ、バランスよく噛むことはできません。結果的に一部の歯や顎関節に大きな負担がかかります。また、口周りの筋肉の負担が偏ることで、顔の歪みにつながる可能性も高めです。「奥歯でしっかり噛むことができない」「上下の歯が安定しない」という方は、かみ合わせが崩れている可能性がありますので注意しましょう。

歯科矯正が成功すれば、バランスよく噛めるようになり、歯や顎関節のトラブルが改善し、姿勢にも良い影響を与えます。また食べ物をしっかり噛めるようになるので、栄養の吸収率も上がります。その点で成長期のお子様にも歯列矯正はおすすめです。

発音に影響があるか

歯と歯の間やかみ合わせにすき間があると、発音が悪くなる傾向にあります。小さい子であれば多少発音が悪くてもそこまで気になりませんが、大人になるにつれて印象を左右する要素になり、コンプレックスにつながる可能性もゼロではありません。自分では直すのが難しい発音だからこそ、専門的な治療を早めに受けるようにしましょう。

歯科矯正で歯並びを整えると余計な隙間がなくなり、発音も聞き取りやすくなります。話す機会の多い方にはメリットが大きいといえるでしょう。

虫歯や歯周病の恐れがあるか

歯並びが崩れていると、通常よりも歯ブラシの毛先が当たりにくくなるため、虫歯や歯周病の発症・進行リスクが上がります。とくに歯が重なっていたり、高さがズレていたりする叢生（そうせい）の場合は、部分的に歯ブラシの毛先がまったく届かないというケースも少なくありません。隣接する歯にもトラブルが生じる可能性があります。

歯科矯正を行うと、歯ブラシの毛先が当たりやすくなるのがメリットです。患者様のなかには以前よりもお手入れがとても楽に感じるとおっしゃる方もいます。お手入れ時間の短縮にも役立ちますので、忙しくてお手入れ不足になりがちな方にも歯列矯正はおすすめです。

矯正治療が不要なのはどんな人？

矯正治療は、すべての方が受けなければいけない治療ではありません。

鏡でみたときに歯並びが左右対称でしっかり噛めて、そのうえで歯が重なっていたり、軸や高さがズレていたりしなければ、整った歯並びである可能性が高めです。

矯正治療をおすすめされた理由にもよりますが、すぐに契約せずにじっくりお考えになることをおすすめします。心配な方は一ヶ所の歯科医院の診断で治療を決めることはせず、他院のカウンセリングや検査も受けてみるのもいいかもしれません。納得のいく結果につながりやすくなります。

当院でも歯列矯正のご相談を随時受け付けておりますので、お悩みの方はお気軽にご連絡ください。丁寧なカウンセリングをお約束いたします。

まとめ

歯並びは見た目だけでなく、お口や全身の健康を左右する要素です。

お悩みの内容は人によって異なりますが、とくに「歯磨きがしにくい」「一部の歯や顎関節が痛む」「しっかり噛むことができない」という場合は、できるだけ早めに対処することをおすすめします。歯並びを整えることで大きく改善できるかもしれません。

当院では、患者様の歯並びに対するお悩みをカウンセリングで確認し、ご希望の方にのみ、検査を経て治療方針をお伝えしています。理由なく治療をお勧めしたりはいたしませんので、ご安心ください。

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